リコーには製品関係で大変お世話になったことがある。
いま、リコーはリストラ問題、いわゆる島流し問題。
過去にこういう仕事もやらされたので、
リストラを言い渡す側 VS リストラをされる側
本当につらい空間。
今回リコーでは言い渡された社員側の勝訴となって、
本当に本当に良かった。
敗訴になろうものなら、クソ企業と僕は今後呼んでいただろう…
そう、
会社の一番のリスクは人件費といわれてるけど、
リストラするなら重鎮のいままで歴史をつくってきた
40代50代に向けてはいけないと思う。
彼らがいなければ、リコー自身がいまなかったかもしれないから。
時代性と共に家電や企業ブランドは低迷していくのもあってか、
家電店でもリコーの商品を余り見かけなくなったというのが事実。
僕が経営者ならば、
リストラの前に何が原因かを早急に探しだし、そこを改善して、
利益を取る方法を考えるね。
そしてそれでも改善できなかったら、社員とマジで相談する。
リコーに限らずこういうケースはよくあるけど、
幹部や役員会議でしかリストラ話は発生しないもので、
その話を幹部以下の主任級や管理監督職がうわさを聞き、
それを聞いた一般社員は、ビクビクして毎日を過ごすのだ。
それを経営者は知らない。
例えば、僕が経営するとして、
どうしようもない経営に陥ったら、
社員やパートに聞くようにしますね。
現場を一番知っているし、社長がしらない世界がどんどん見える。
そういうことが思いつかない社長は、
こういうことを是非やって欲しいと思う。
もちろんやっている会社もあるんだけど、
そのほとんどがダメだしであって、
後日上司が厳重注意してそのダメだしは一般社員に
注ぎこまれるのだ。
リストラを言い渡す人間が社長ならしも、
その部下が会社の歴史を創ってきた彼らに、
リストラを言い渡すなんて、そんな辛い感情は想像したくもない…
リストラを言い渡すのなら、人事や幹部ではなく、
「社長自身」がやる仕事だと・・・
僕は常々思いますね。
